本マニュアルはCADLUS Oneの全シリーズ、CADLUS体験版、CADLUS Xで共通です。よってCADLUS のモデルによってはオプションとなる項目とオプションも記載されております。
インストール&セットアップ基本操作
CADLUS Oneインストール方法
CADLUS Oneを使用する場合、CADLUS Oneインストール後に、プロテクトキーのドライバーをインストールする必要があります。
また、3次元表示(オプションソフト)を行う場合はさらに「Cortona VRML」をインストールする必要があります。
注意事項・制限事項
本製品の起動には、画面解像度が1024×768以上が必要です。1024×768未満ですとネット処理の画面の一部が表示されません。
3次元表示で十分な表示スピードを実現する為には、ハイスペック(pentiumⅢ 1GH以上、メモリ2GB以上、ハイエンドなグラフィックカード)のマシンが必要です。
CADLUS One及びCADLUS体験版のインストール手順(PDF)
互換性の変更方法
windowsのOSがXP、Vista、7の場合、サンプル基板の回答読込ができない場合があります。
管理者権限を持ったユーザーでご使用になれない場合、インストール後、CADLUSやビューアに対しての互換性の変更を行う必要があります。
この操作はCADLUS One、X、Viewer、Review、Sim、サーキットなどすべて共通です。CADLUSビューアなどで圧縮基板を開けないなど、動作できない場合は、デスクトップの各アイコンをマウスで右クリックし「プロパティ」をクリックし、[互換性]のタブをクリックしてください。
Windows XP
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。
- プルダウンボタンをクリックし、Windows 2000を選択します。
- [適用]ボタンをクリックし、[OK]ボタンをクリックしてください。
Windows Vista,Windows 7
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。
- プルダウンボタンをクリックし、Windows 2000を選択します。
- 特権レベルの「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。(オンにします。)
- [適用]ボタンをクリックし、[OK]ボタンをクリックしてください。
基本操作
部品作成
部品を作成する場合、マスター部品の作成と処理基板データ部品の作成の2通りがあります。
・部品マスターを作成する場合
「ファイル」ー「システム設定」ー「部品マスター登録・更新処理へ」で行います。
・基板データの部品を作成する場合
「ファイル」ー「使用部品登録・更新処理へ」で行います。
しかし部品マスターはシステム上(CAD上)で1ファイルだけで、穴図のマーク記号などが登録されています。よって、機種別、お客様別など、複数の部品マスターを管理する場合は一般の基板データ(部品データしか無い基板)で管理して下さい。
部品の新規作成例
ここでは、基板上の部品登録を例に記述します。下図の面実装の部品を新規に作ります。
その他の入力メニュー
ランド/パッド/フラッシュ・直線・円弧以外にも[入力]メニューには各種のメニューがあります
Viewer操作マニュアル
CADLUS Viewerのマニュアルの閲覧、ダウンロードが行えます。
マニュアル本のご案内
Arduino互換基板を題材に、CADLUSでの基板設計について学べます。