CADLUS One シリーズ全製品に関してお客様から寄せられるお問い合わせの多いご質問とその回答をまとめたQ&A集です。 内容は随時更新し最新の情報をご提供します。
- CADLUS One 起動
- CADLUS One シルク
- CADLUS One 層間移動
- CADLUS One チェック機能
- CADLUS One ネット
- CADLUS One ランド・ビア・取り付け穴・ドリル
- CADLUS One 印刷
- CADLUS One 外形
- CADLUS One 基板データ出力・面付け
- CADLUS One 結線・輪郭線ベタ
- CADLUS One 部品ライブラリ・部品作成
- CADLUS One 部品配置
- CADLUS One サーキット 部品ライブラリ・部品作成
- CADLUS One サーキット 部品配置
- CADLUS One サーキット ネット
- CADLUS One サーキット その他
CADLUS One 起動
CADLUSが起動しない。
- 「コントロールパネル」→「プログラム」→「windowsの機能の有効化または無効化」から「.net
Framework3.5」がインストールされているかのご確認をお願い致します。
インストールされてない場合はインストールをお願い致します。
インストールされていてチェックが付いていない場合はチェックを付けてください。
オンラインマニュアルはどこにありますか?
- メニューバーの[操作説明]-[目次]をクリックします。
パソコンの推奨スペックは?
推奨スペックは、以下の通りです。
CPU : PentiumⅢ 800MH以上
メモリ : 512MB以上(OSがVistaの場合は1G以上)
HD : 100MB以上の空き容量
モニタ
: 1024X768、ハイカラー以上
対応OSは?
32ビット・64ビット版のWindowsOSに対応しています。
サンプル基板の解凍読み込みが出来ない。
管理者権限を持ったユーザーでご使用になれない場合、インストール後にCADLUS
Oneの互換性の変更を行う必要があります。
ディスクトップのアイコンをマウスで右クリックし「プロパティ」をクリックし、[互換性]のタブをクリックして下さい。
「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、プルダウンボタンをクリックし、Windows2000を選択します。
Windows
Vistaか7の場合はさらに特権レベルの「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。
CADLUS One シルク
ロゴ(bmp/jpg等の画像ファイル)を、基板のシルクに挿入できますか?
画像ファイルの挿入はできません。
シルク文字位置の変更(移動)はどのようすればいいですか?
位置の変更はツールメニューの[移動]をクリックし、対象データを選択し移動します。 その場合、シルク文字層を現在選択層にして「移動」で対象デ図形”文字”だけにチェックを入れます。 細かい位置に移動したい場合は、小さいグリッドを選択して下さい。
シルク印刷なしで製造したいため、40層の部品面シルクを削除しようとしたのですが、削除すると部品(ラウンド)が消えてしまいます。シルクだけ削除する方法を教えてください。
現在選択層を40層の部品面シルク層にしてから[削除]にて図形タイプ”を”直線”と”文字”だけにチェックを入れて、オプションボタンは”現在選択層”にしてから目的の図形を選択し削除します。 40層のの”直線”と”文字”だけが削除の対処データになり、ランドなどは対象外となります。
「@」を入力すると「Ω」に変換されて表示されてしまう。
マニュアル「Ⅲ基板編」-「10-16
文字」特殊文字の入力では下記の文字で代用しています。
Ω→@
Φ→^
±→'
μ→|
よって@と入力しますとΩと表示されます。
@や
^ ' |を文字データとして入力する場合は、マニュアル「Ⅲ基板編」-「3-8 漢字部品」にて部品登録してご利用下さい。
基板外形の外(離れた位置)にシルク文字が反映されてしまいました。どうすればよいでしょうか。
設定画面サイズを下記手順で変更して下さい。(削除、移動などの対象外になり、選択出来ません) ツールボタンの「縮小」をクリックし画面サイズを広げてください。 メニューの「設定」-「現在画面をHOME位置に設定」をクリックします。 以上の操作で設定画面サイズが広がりましたので削除、移動などの操作が出来ます。
CADLUS One 層間移動
接続情報等が保持された状態で、層間移動はできますか?
結線を層間移動する場合は結線メニューの中の層間移動で行います。 対象となるのは部品面パターン、半田面パターンの「結線」データのみです。 「編集」→「層間移動」で行う「層間移動」では「結線」は選択できません。 配置部品・ランド・結線を除く層データが対象です。
層間移動する場合、部品は移動するのでしょうか?
基板上で層間移動を行っても部品の層データは表示層のみで部品の層データは移動しません。
層間移動する場合には、部品面から半田面へ直接移動すると重なってしまうため、どちらかの面を一旦関係無い層に移動が必要ですか?
はい、その通りです。
部品面シルクから半田面シルクに層間移動する場合、ミラーでの層間移動が必要ですか?
半田面シルクは裏文字で出力するため、ミラーでの層間移動が必要です。
層間移動した場合に、ネット等の情報は保たれますか?
ネット等の情報は保たれますが、結線済みか否かの情報が乱れたままですので、画面右側のツールアイコン[復](ネット復旧)をクリックして下さい。
CADLUS One チェック機能
DRCはどのように行うのでしょうか?
DRC(デザイン・ルール・チェック)は結線処理中で[DRCオン]にすると、リアルタイムにDRCをきかせながらパターン入力や、修正が出来ます。 もう1つは、メニューの[基板補助機能]-[バッチDRC]で一括してデザイン・ルール・チェックを行います。
ショートチェック方法は?
メニューの「基板補助機能」-「逆ネット抽出処理」を選択し、「実行」ボタンをクリックしますと現在の基板データよりネットデータを作成します。パターンなどのショートが有りますと[ショート信号リスト]のタブをクリックしますと、ショート信号リストが表示されていますので、[ショート検出]ボタンをクリックします。
ランドなどの穴径を確認する方法は?
ランドの穴径は図形属性表示でランドデータをクリック選択して確認します。 確認するランドが部品のランドの場合は部品内図形表示にチェックを入れてランドを選択して確認します。
ドリル穴データ確認方法は?
メニュー「ファイル」-「穴図出力」-「基板ランドを、穴図出力」より穴図を印刷できます。 または、メニューの「設定」-「画面表示設定」で、[その他表示]タブをクリックし、ホール表示を”常に表示”に指定し、画面上で確認します。
VIAホールが、レジストで覆われているか確認方法は?
画面での確認方法は、表示層を42層(部品面レジスト)と80層(部品面パターン)のみにして80層の表示をオンとオフを相互にクリックし、ビアや部品ランド、パッドにレジストがあるか画面で確認します。 紙では連続印刷で、部品面パターン層と部品面レジスト層の印刷を行います。その前にどちらかの層の色を変更しておきます。 同様に半田面側も印刷を行います。
エラー箇所発見方法は?
バッチDRC処理などでエラー層に示された箇所をさがすには、まず、エラー出力層(120層など)を現在選択層にします。次にメニュー「表示」-「図形ブリンク表示」をクリックします。(現在選択層データがブリンク表示されます)
4層基板を作成中に「逆ネット抽出処理」をすると内部電源層のネットが抽出できません。
部品のランドが内層電源にサーマル接続されていない為です。 ネット情報入力処理で、電源の信号に対して信号属性を「内層電源」にして下さい。
CADLUS One ネット
CADLUS サーキットで作成したネット情報をCADLUS Oneで利用する場合、部品名等の命名の方法、注意点について教えてください。
CADLUS One上に登録する登録部品名称は自由ですが、その登録部品を基板上に配置する時の部品参照名が大事です。ネット情報(ネットデータ)の部品回路記号名と部品を配置する時の部品参照名が一致していなければなりません。 作成したネット情報の部品参照名(C1,U1等)が大文字の場合、CADLUS Oneで部品を配置する時に指定する部品参照名も大文字でなければなりません。端子番号ではなく端子名の場合は、CADLUS One側の部品登録上の部品端子も端子番号ではなく端子名に変更する必要があります。 さらにCADLUS One上に部品を新規作成する場合は、端子番号かアルファベットか合わせて作成し登録る必要があります。 使用部品の登録・編集処理で目的の部品を呼び出し、[ランド入力]のアイコンを右クリックして「端子番号変更」で行います。
回路の変更で部品が削除/追加された場合、ネットリストの修正は手動でやるしかないですか?
再度ネットデータを読み込み、入れ替えます。信号名が変更されない場合は信号属性なども復旧します。
「他社ネット入力」で読み込み直すと(置換)、すべての結線が未結線となります。
画面右側のツールアイコンの「復」(ネット復旧)ボタンをクリックしてください。
回路図CAD (OrCAD)よりネットリストを出力し読み込む方法は?
・「入力」-「ネット情報の入力」をクリックします。
・[ネット入出力]-[他社ネット入力]ボタンをクリックし、メニューの「中間ファイル作成(M)」をクリックします。
・どのフォーマットも指定せずに[継続]ボタンをクリックして[入力ネットデータ指定]ウインドウにてネットデータを指定して下さい。
回路図CADで作成したネットリストがなくても作画できますか?
ネットリストが無くてもパターン配線や修正ができます。。「編集」-「結線」を選択し結線メニューに入ります。[結線入力]になり、ネットのある端子しか受け付けなくなっていますのでますので、画面右側のツールアイコンの「手配線」のアイコンを選択し、DRCをオフで配線します。DRCを有効にすると、基本的にはできなくなります。(最初(スタート)の端子クリックと最後の端子クリック以外の途中の経路ではオンに出来ます)
4層基板設計時、電源(+5V)及びグランド(GND)を内層電源1、内層グランド1にそれぞれ接続する方法は?
[ネット情報の入力]にて信号名”+5V”と”GND”の信号種別をクリックして内層電源、内層グランド1を設定して下さい。 更新して終了しますとその指定した端子の内層電源、内層グランド面はクリアーランドからサーマルランドに変更されます。 信号名単位で変更されますの、一部の端子は表層接続(内層サーマル接続にしない)にする場合は「単独種別変更」で行います。指定端子のみ変更されます。1-2か所の場合は目的の信号種別を右クリックで変更できます。
自社の回路CADで作成したネットデータ表記を、CADLUS Oneにネットデータインポート時に変更する方法は?
ネット情報の入力の「他社ネット入力」にて読み込みます。
・画面上のツールメニュー「ネット情報の入力」で「ネット入出力」-「他社ネット入力」をクリックします。
メニューの「中間ファイル作成」をクリックし、アスキーファイルであるネットファイルうを指定します。
オンラインマニュアルのⅢ基板編の”4.接続(ネット)情報”の”4-6 他社ネット入力”を参照下さい。
ネット情報編集画面で未結線表示の訂正方法は?
ネット入力を終了し、画面右下のツールアイコン[復]をクリックしますと現在のデータから結線済み、未結線を再設定します。 輪郭データ(ベタ)部品端子を接続したり、それをはがしたりした場合などつじつまが合わない場合に行います。
ネットリストを読み込んだ後、終了する際に「無効リスト」の表示が出て、削除を選択するとすべてのネットリストが消えてしまいます。
はい削除されてしまいます。部品配置されていない部品端子のネットを無効リストとして表示されます。(存在しない端子) 部品配置前にネット入力を行う場合は、「無効データを削除しますか?」のメッセージが表示されたら「いいえ」を選択し削除しないで下さい。
CR5000で作成した回路図ネット情報読み込み時に「エラーファイルが途中で終了しています」が表示され自動認識できません
CR5000で作成した回路図ネットCCFなどは対応しておりますので、他社ネット入力の中間ファイル処理でフォーマットを指定せずに(自動認識)行って下さい。
ネットリストを読み込む際に、無効データが頻繁に発生します
ネット情報で赤字の箇所(マゼンダ)は無効データの意味です。 ネット情報の参照名が基板上に配置されていないか、その端子番号がないかです。 ネットではA,Kとなっていて部品登録では1,2になっているなどで、存在しない端子として無効データとして表示します。 「無効データを削除しますか?」のメッセ―ジでは[いいえ]を指定します。
ネットリストをCADLUS Oneへ読み込ませないで逆ネット出力できますか
可能です。逆ネット抽出処理で[実行]ボタンでデータよりネットを作成します。 その後で、[ネット置換]ボタンをクリックします。
CUDLUS サーキットから出力したネットリスト(バイナリデータ)をCUDLUS Oneに入力すると、端子名字数制限のエラーが出力されます。
「他社ネット入力」で読み込んだ為です。 CADLUSサーキットのネットデータ(バイナリデータ)をCADLUS Oneに取り込む場合は「入力」-「ネット情報の入力」でネット編集画面に入り「ネット入出力」-「他基板ネット取り込み」を行ってください。なお、「他社ネット入力」は一般のアスキーファイルを入力する場合に使用します。
ネットリストを読み込みましたが、「無効データ」となり配置や結線が行えません
ネットデータ上の部品参照名の大文字か小文字か、端子番号が文字か数字かを確認してください。 端子番号の場合はネットを変更するか、登録部品を変更するかいづれも合わせる必要があります。 基板上に部品配置されている部品参照名は大文字か小文字か間違っていないか確認してください。 ネットデータを取り込んだ後で部品を配置する場合はネットデータ上の部品参照名しか配置できません。正しいネットを取り込んでから配置するか、一旦ネットを全削除します。
CADLUS サーキットからネット出力し、CADLUS Oneに入力する方法
ネット情報の入力で[ネット入出力]-[他基板ネット入力]で読み込みます。
ネット情報編集で結線済みのものは青色表示されるはずですが、内層で使用したものは全部結線したのに関わらず同じ信号名でも結線済み(青色)と未結線(黒色)が混ざります。
4層基板以上の場合は、結線入力のモード設定「電源・グランド面有効」が有効になっていない為です。また、結線入力後ネット情報に更新されていない場合は結線入力の中でも、画面右側のツールアイコン「復」(ネット復旧)をクリックしますと更新されます。
CUDLUC サーキットで回路図を作成しネット出力しました。
CUDLUS
Oneで「ネット情報入力」→「他社ネット入力」でマニュアルどおり「中間ファイル作成」からファイル名を指定し「送信ファイルまで実行」を 行ったところデータ件数:398
一般信号:1
エラー:3978
で変換できません
CADLUS サーキットから出力したネットリストをCADLUS Oneに取り込む場合は、「入力」-「ネット情報の入力」で「ネット入出力」-「他基板ネット入力」で行ってください。「他社ネット入力」ではアスキーネットファイルを読み込む場合です。
部品配置を完了しない状態で、ネットリストを修正し、配置が完了していない無効データを消してしまいました。 再度、その部品を手動で登録しようとしたところ、部品参照名がありません」というメッセージが出て入力できません。 解決方法を教えてください。
ネットデータが有ると部品配置時に部品参照名のチェックが行われます。再度ネットデータを取り込んで下さい。 ネット入力をキー入力で行う場合は入力した参照名の部品が基板上に無い場合には部品チェックでエラーメッセージを出します。 画面左上の[部品チェックオン]をクリックして下さい。[部品チェックオフ]に変更され、入力が可能になります。
ネットリスト入力はCR-5000またはOrCADのネットリストで可能ですか?
可能です。
FAQを参照に,他社ネット入力からEAGLEの回路図のパターン図を設計しようとすると,「送信ファイル作成は処理されませんでした」,と警告が出るのですが,具体的に,EAGLEの回路図をCADLUS Oneでパターン図にする方法を教えてください。
Ver4.3xまでのバージョンではEAGLEのフォーマットには対応していません。 Ver4.4x以降のバージョンで対応していますので、バージョンアップして下さい。
部品配置を完了しない状態で、ネットリストを修正し、配置が完了していない無効データを消してしまいました。 再度、その部品を手動で登録しようとしたところ、「部品参照名がありません」というメッセージが出て入力できません。 解決方法を教えてください。
ネット入力で1件でもネットデータが入力されている場合、そこに入力されていない参照名の部品は配置できません。 ネット入力で全削除をして部品を配置後に、再度ネットを入力するか、ネットを入力してから部品を配置して下さい。
CADLUS One ランド・ビア・取り付け穴・ドリル
ドーナツランドの作成方法は?
ランド1つを部品として登録し、スタックテーブル上のランドは未設定にして80層と81層に円データ(ドーナッツ)を作成します。 目的の穴径により、既存のスタックテーブルではなく、新規にスタックテーブルを追加して使用します。 部品面と半田面のランドは未設定にします。 表面にメッキが必要との事ですので、80層または81層で線幅を1.2mmなど目的に合わせて設定していただき、円データをランドの上に入力して下さい。
ドリルの穴の作成方法は?
ドリルデータになるデータは「ランド入力」メニューだけです。 穴径より、目的ランドのスタックテーブルを選択し基板上か部品作成上で入力します。穴径にゼロをセットすると出力されません。
ホール・フラッシュはどの様な時に使うのでしょうか?
基本的には実装部品のパッド、特殊な合わせマークなどに使います。 輪郭円を使用するより、データ量は少なく各処理スピードが全然早くなります。 例外ランドで、スタックテーブルを追加しそのスタックテーブルに変更しますが、既存のスタックテーブルを使用して部品面ランドのみ大きくする場合は80層でフラッシュデータをかぶせます。
両面板にサーマルを設置したいのですが
部品面、半田面パターンへのサーマルの設置は、ベタを「打抜円」などでくりぬいた箇所に「直線入力」で80層、81層に+を引いてください。(または、結線処理の「手配線」で)
取付け穴の設置方法は ?
取り付け穴の設置は、「ランド入力」にて101番以降のNTH用のスタックテーブルから穴径により選択し、目的位置に入力します。(実際の入力ではXY座標を数値入力します)
ホール径に対して大き目のランドを設定できますか
出来ます。しかし例外ランドは既存のスタックテーブルを変更せずに新たに追加して、後の為にしっかり運用管理下さい。 メニュー「設定」-「スタックテーブルの設定」を選択し、「追加」ボタンをクリックして新規スタックテーブルを設定してご利用ください。
ランドをオーバル(楕円)にする方法は ?
1.メニュー「編集」-「アパーチャコードの設定」を選択します。 2.「アパーチャコードの設定」のダイアログが出てくるので[D***]をクリックしてDコードを追加します。 3.追加Dコード番号を入力しサーマル形状・サイズを入れて「追加・変更・削除・終了」をクリックし、最後に[設定]をクリックします。
ランドを表・裏で、異なる大きさや形状にする方法は?
1.メニュー「編集」-「スタックテーブルの設定」を選択します。
2.「スタックテーブルの設定」のダイアログが出てくるのでスタックテーブルを選択します。
3.Dコード:数値の入った箇所をクリックしてDコード番号を入力しENTERキーを押して部品面や半田面ランドの表サイズを変更します。
キリ穴あけ方は?
画面右側のツールアイコンの上から2番目の赤い①「ランド入力」メニューにて、目的の穴径のキリ穴(NTH)用スタックテーブルを選択後に、配置していきます。(配置XY座標は数値指定となります) スタックテーブルの1番から57番までが一般穴用(TH)、101番から166番までがキリ穴(NTH)用です。
ST=158:D41 R=0.55と画面上に表示されている意味は?
ST=xxは穴付きランドを入力する場合のスタックテーブルです。その他のラインや円、輪郭、文字などを入力する場合の線幅DコードがDxxだという意味です。 D41 R=0.55-->直径0.55mmのDコード41です。その右側の青丸か青角の図は形状を示しています。
穴径・ランド径・レジスト径の変更方法は?
既存のランドデータのスタックテーブルを変更する場合と、スタックテーブルの内容を変更する2通りあります。 後者のスタックテーブルの内容を変更するのは、後に部品コピーなどで運用上問題が起こりますので、前者のランドデータのスタックテーブルを変更する方法がお勧めします。例外は新たにスタックテーブルを作成し、そのスタックテーブルに変更します。スタックテーブルの作成では登録番号を200番台、300番台などきちんと管理し、社内で共有管理して下さい。
ビアホールにレジストをかける方法は ?
画面左上のツールアイコン「スタック・テーブル設定」で目的のスタックテーブルを指定して、レジストを設定します。 標準スタックテーブルにはランド径に0.1mm加算したサイズのレジストがすでに設定されています。
サーマルランド設置方法は?
電源・グランド部分のネットを入力し、信号属性を「内層電源1」「内層グランド1」に設定するとDIP部品のランドはサーマルランドに変更され、チップ部品は配線で引出し同座標でクリックするとその箇所に設定スタックテーブルのビアが作成され、指定内層面はサーマルランドになります。
登録にない寸法のランドを作成する方法は?
既存のスタックテーブルを変更すると使用部品なども変更され危険ですので新規にスタックテーブルを作成して下さい。 以下の手順でスタックテーブルを追加します。 ・上のツールバーから「スタック・テーブル設定」をクリックします。 ・「追加」ボタンをクリックし、追加スタックテーブルを指定します。
楕円形ランドを作成する方法は?
長円(オーバル)ランドはありますが、楕円ランドは出来ません。 どうしても作成する場合はスタックテーブルを追加し(既存のスタックテーブルで済めば追加の必要はありません)、80層に[輪郭直線」で0.1mmの線幅で細かく楕円を作成するしかありません。レジストも同様に作成して下さい。
基板四隅にスルーホールを入れる方法は?
画面右側のツールアイコン[ランド入力]にて行います。 目的のスタックテーブルを選択し、画面上の[座標値]の枠内をクリックし「座標入力」のダイアログを表示させ数値入力で入力して下さい。
スルーホール(ランドなし)の入力方法は?
CADLUS Oneではノンスルーホール(NTH)を標準でスタックテーブル105番~170番まで登録しております。(1~57番はスルーホール) ノンスルーホールのスタックテーブルは穴径に100を加算した番号にしています。0.5mmは105番、6mmは160番となっています。 ランド入力時にスタックテーブル105番~170番を指定して下さい。
ランドを部品面に置くと、ハンダ面側にもランドが置かれますが、それらは電気的につながっているのでしょうか? またその設定はどこですればよろしいのでしょうか?
はい、ランドデータで指定されているスタックテーブルの内容で、穴径が設定されていてスルーホール(TH)と設定されていれば電気的に接続とみなしています。 「設定」-「スタックテーブルの設定」でホール径、ランド、レジストなどのサイズ等を設定、変更、削除(未設定)を行ないます。変更したい場合は既存のデータや今後のデータ互換の為、変更せずにスタックテーブルを追加して下さい。
スタックテーブルの追加や変更時に、目的の寸法サイズがDコードに登録されていない場合、事前にDコードを追加しなければならないのか。
いいえ、Dコード指定と寸法指定の2通りありますので、寸法指定で指定出来ます。
「編集」-「スタックテーブルの設定」を選択します。
「スタックテーブルの設定」のダイアログが出てくるのでスタックテーブルを選択し[サイズ指定]をクリックします。Dコード:数値の入った箇所をクリックするとサイズ入力のダイアログが出てくるのでランドの表・裏のサイズを数値指定します。
面実装部品(ダイオード)の部品作成で正方形のパッドはDコード入力できるのですが、 長方形のパッドの入力方法がわかりません。操作方法を教えてください。
長方形のパッドはパッド入力の際に横幅と縦高に数値を入れた後に[Enter]キーを押して下さい。 縦高2.0などの数値入力後に[Enter]キーを押すとDコードの項目が「------」と表示され、Dコード指定ではなく、寸法入力が有効に成り指定したサイズのパッドがドラッグされます。
現在作成している部品では、端子用のランド以外に、「部品位置決めの穴」を用意する必要があります。
この位置決め穴に対しては端子番号を付けたくありません。このような位置決め穴は、どのように作成すればよろしいでしょうか。
端子番号に-1を指定して下さい。-1を指定すると端子番号無しの扱いになります。
長穴を使った部品を使用した基板を90度に配置する場合、90度に配置した基板の部品の長穴の穴データは、替える必要がありますか。
穴データを変える必要はございません。長穴の製造データは中心座標とその穴径(幅)だけです。 よって5層に0度か90度分かる寸法線を入れてください。
CADLUS One上で長穴の作成方法について教えてください。
Ver4.5より、メニューの[操作説明]-[目次](マニュアル)で”Ⅴ付録”に記載されております。
裏がベタパターンのときのビア発生方法を教えて下さい。
結線を引いている際は、裏にベタがある為にDRCエラーでビアは発生出来ませんので、DRCをOFFにして同一座標をクリック、または層の折り返しでビアは発生します。
ドリルの表示方法を教えてください。
画面での確認はメニューの[設定]-[画面表示設定]で「その他の表示」タブをクリックし、ホール表示のオプションボタンを●常に表示を選択し、[設定OK]ボタンを
クリックして下さい。
または、「ファイル」の「穴図出力」-「基板のランドを穴図出力」にて確認します。
CADLUS One 印刷
基板パターンを実寸大でプリントアウトすることはできますか?
メニューのファイルの連続印刷で行います。
プリント出力時、倍率を指定して出力できますか ?
はい、出来ます。
全体のイメージ印刷時、半田面パターンと半田面部品(新規スタックテーブルで半田面のランドとレジスト,ホールのみ作成)の印刷をした場合
1.選択層で81-半田面を選んだ場合,パターンとランド全部が印刷されます
2.選択層で80-部品面を選んだ場合,パターンの
「全体画面イメージ印刷」では画面に表示されているデータを印刷します。
表示選択層にパターン層が指定している場合はそのパターン層とパターン層のランドとホールが表示されます。
印刷時にベタパターン部を塗りつぶして印刷する方法は?
イメージ印刷では事前に、「設定」-「画面情報設定」-「輪郭データ・ハッチング間隔」を「1」にして「設定OK」ボタンをクリック後に、イメージ印刷を行ってください。
連続印刷では連続印刷の各パラメータを編集で[塗り潰し]を設定します。
各層のプリントアウトするには?
「ファイル」-「連続印刷」で印刷パラメータを追加か編集で、プリントアウトしたい層を指定し登録し、その追加、編集パラメータの実行チェックを入れて印刷実行して下さい。
CADLUS One 外形
4層の外形加工情報層を11層にコピーする意味は分かるが、11層の線幅Dコードをなぜ変更するのか理由がよくわかりません。
外形より内側に0.25mmなどレジストを取り除く為に線幅を太く変更します。
レジストデータはネガデータになります。よってレジストデータを入力するとのそ箇所はレジストがなくなります。
外形からの逃げはご利用になる基板工場で決められていますので、確認して逃げの倍の線幅に変更します。
4層の外形加工情報層を11層にコピーする意味は分かるが、11層の線幅Dコードをなぜ変更するのか理由がよくわかりません。
外形より内側に0.25mmなどレジストを取り除く為に線幅を太く変更します。 レジストデータはネガデータになります。よってレジストデータを入力するとのそ箇所はレジストがなくなります。 外形からの逃げはご利用になる基板工場で決められていますので、確認して逃げの倍の線幅に変更します。
基板外形線入力方法は?
現在選択層を4層:外形加工情報にし、Dコードの選択でD30の線幅0.2mmにしてから、メニュー「入力」-「直線」にて入力します。 各XY座標はミリ指定になりますので、数値指定で入力します。 1層の基板外形層でもいいのですが、4層に入力するとガーバー出力で外形用のデフォルトパラメータが登録されています。
L1:基板外形とL4:外形加工情報の違いは ?
同じなのですが4層データを製造データとしていますので、4層の外形加工情報層に外形枠を0.2mmで入力して下さい。
デモ用データ:DEMO-INFOW基板で11層に基板外形とほぼ同じ枠がありますが、これはなんですか ?
外形枠の共通レジスト層(部品面と半田面の共通レジスト層)となり必要なデータです。 レジスト層のデータはネガデータになりますので、入力したデータの箇所はレジストが無い箇所になります。 つまり、外形の内側に0.25mmレジストが無い箇所を作成する為に線幅を倍の0.5mmにしています。
内層もレジスト層と同様ネガ作成ですが外枠はいらないのでしょうか。
また外枠が必要な場合、外形より何ミリの逃げが必要でしょうか。
必要です。4層データを「コピー」にて100層:内層電源1と110層:内層グランド1層へ層間コピーします。 外形端より1mmの逃げ(剥がす)が必要となりますので、「図形属性表示・変更」にてDコード74(丸の2mm)に変更して下さい。
外形を4層に作成後、共通レジスト層11にコピーし線幅を変えるとの説明がありますがこれは、2層、4層、DIP、面実装などすべての基板で必ず行わなければいけないのですか?現在作っているのは部品面にSMT 部品があり、 部品面とはんだ面ではレジストが異なります。
ご指摘の通り、部品面と半田面に面実装部品を配置すると、部品面レジストと半田面レジスト層のデータが異なり、両レジストデータ必要になります。 しかし、外形枠のレジストデータは部品面でも半田面でも同じですので、部品面レジストと半田面レジスト層の両方に入れてもいいのですが、共通のレジスト層に入れて共有しています。
丸い基板に切りかきを入れたいのですがどのようにしたら良いでしょうか。
円に対して「直線入力」でラインを入力しメニュー「編集」-「領域編集」-「交点カット」にて円とラインの交点をカットし不必要な部分を削除して切り欠きを作成して下さい。
基板面積を途中で変更したい
現在選択層を4層(外形枠の層)にしてから、画面上部のツールアイコン「直線(R付)編集」にて[辺移動]ボタンをクリックします。X、Yの移動量を指定後に対象外形データの辺をピック選択し、[実行]ボタンをクリックて下さい。
CADLUS One 基板データ出力・面付け
基板データをPDFファイルに出力できますか ?
ご使用のPCにPDFファイルの出力ソフトがインストールされていれば、連続印刷などで、印刷先をプリンターからPDFライターのドライバーに変更し出力出来ます。
DXFフォーマットの入出力機能は?
DXFファイルの入出力はVer4.4のバージョンから標準機能といsて対応済みです。
確認依頼/発注方法は?
メニューの「ファイル」-「基板データの圧縮・保存」をしていただいたデータ(拡張子*.COMP)をメールに添付してお送りいただくかサイトにアップロードしてください。
Vカット線作画方法は?
2層の場合は0.5mmの線幅で「11層:共通レジスト層」「4層:外形加工情報層」をラインで入れてください。
4層の場合は0.5mmの線幅で「11層:共通レジスト層」「4層:外形加工情報層」をラインで入れてください。
Vカットラインを記入すると、データ保存時にエラーとしてチェックされますが無視してください。
製造依頼時にn本のVカット有りと注記して下さい。
ガーバー出力したデータを確認したいのですが
サポート窓口(info@p-ban.com) 宛にご連絡いただければ、ガーバー出力したデータを読み込み、その画像をGIF等の画像データでお送りいたします。 または、弊社のサイトより無償ビューアをダウンロードし、無償ビューアにてガーバーインを行い確認して下さい。 拡張ガーバーフォーマットでカスタムアパ-チャーを使用したデータで一部の拡張データには対応しておりません。
外形層に部品形状が出力されてしまうのですが
部品外形を「20層:部品データ部品外形層」に層間移動してください。
メタルマスク作成用データを入手できますか
メタルマスクのデータはお客様が作成していただきます。通常パッドと同型ですので、部品を呼び出し、現在選択層を80層にして[コピー]にて”層間コピー”をオンにしてコピー先の層を44層にして実行します。 必ず「部品補助機能」の「半田面部品自動生成」を行ってから部品の保存をして下さい。
ドリルの基準点がずれてデータの中央に出てきてしまうのですが
「設定」-「NC基準点設定」「基板基準点設定」のメニューで[座標値]をクリックし座標入力で数値で 基板外形の左下に再設定して下さい。
CADLUS One 結線・輪郭線ベタ
マニュアルでのベタパターンを作成方法は?
オンラインマニュアルのⅢ基板編の10その他の入力の10-10輪郭線をご参照ください。 その線幅は0.1mm以上にして下さい。
「輪郭線入力」で描写したものをベタの状態に表示して確認する方法は?
ツールバーのアイコン「線幅なし表示」を数回クリックまたは、キーボードの”L”を押して表示をベタ表示に変更します。 必要に応じて、メニュー「設定」-「画面情報設定」-「輪郭データ・ハッチング間隔」を1か2ドット位に変更してください。
「打抜円入力」で、ホールフラッシュの様な入力方法は?
メニュー「入力」-「打ち抜き円」で内径(仕上がり上の直径)を設定して輪郭の打ち抜き円を入力します。
GNDにつながる部分のみベタ配線につながるようにする方法は?
配線完了後に部品面の前面に輪郭データを入力します。 その輪郭データに対して輪郭打ち抜きデータでランドをよけながら入力します。 全てのランドに対して輪郭打ち抜きデータの入力が完了しましたら、GND端子に対して適度な線幅で直線データ(または結線の手配線)にて十字かT字でサーマル接続を行います。 「ベタ面自動発生」メニューにより”GND”などグランドの信号名を指定して上記は簡単に作成出来ます。
ベタパターン面の訂正方法は?
画面右側のツールアイコン「輪郭線入力」を右クリックするか、メニュー「編集」-「輪郭編集」-「輪郭修正」を選択し目的の輪郭データをクリック選択し、既存の辺から既存の辺までを入力し修正してください。
部分的に線幅を変更する方法は?
結線メニューに入り[自動引き込みモードON]をクリックし[自動引き込みモードOFF]にします。(配線モニタの[結線終了]下のアイコン) 右のツールメニューから「中間経路変更」を選択します。 変更するパターンをクリックします。 変更の始点をクリックすると対象データの線幅に配線モニターの線幅が変わります。その配線モニターの線幅をクリックし、プルダウンされた線幅から目的の線幅を選択して線幅を変更しパターンを修正し、修正を終えたい既存のパターン上まで入力して、”C”(実行)キーを押して変更されます。
結線終了方法は?
配線入力中の終了はキー”C”を押します。 結線処理を終わらせる場合は「配線モニタ」の「結線終了」を選択しますと結線メニューが終了となります。
結線(パターン)の線幅の変更方法は?
メニュー「編集」-「結線」を選択し結線メニューを、または、画面右側のツールメニューの上から4番目の結線入力のアイコンを選択し結線入力のメニューに入ります。 データの無い場所で右クリックし「結線編集」-「線幅変更」を選択します。 変更後の線幅を指定し、変更するパターンを領域またはピック選択後[実行]ボタンをクリックします。(または”C”キーで実行)
ビアホール作成方法は?
結線入力時に、マウスの左右のボタンで半田面と部品面を切り替える事で、自動的にビアが作成されます。(配線モニター上で指定されているスタックテーブル)
配線終了し、全面に輪郭線入力でベタパターンを入力した後に、打ち抜き線入力でランドや信号パターン等を避け時に、必要なクリアランスをどうやってとるのでしょうか?
マニュアルで正確にクリアランスを取る事は大変ですので、メニューの「入力」-「ベタ面自動発生」で行います。
ランドとベタ面を導通した状態で、ランドの外周に沿ってベタ面を作成したい
画面右のツールアイコン「打抜線入力」か「打抜円入力」にて既存のベタ面(輪郭)からベタ面を削除します。 「入力」-「ベタ面自動発生」もご利用下さい。
結線方法は?
メニュー「編集」-「結線」を選択します。原則はネットデータに元付いて入力しますが、ネットデータが無い場合は画面右上の[手配線]メニューで引きます。(端子の始終点ではDRCをオフしないと引けません) メニューバーのの「結線」、又はデータの無い場所で右クリックします。 「ウインドウ表示」で「配線モニタ」にチェックが入っているか確認して下さい。 入っていない場合は「配線モニタ」を選んで下さい。
引き始め時の線幅設定方法は?
「配線モニタ」にて選択されている線幅です。なお「結線メニュー」の「線幅設定」にてよく利用する線幅・ビアを絞り込んで登録しておきますと迅速に目的の線幅、ビアが選択できます
打抜円のサイズを広げるには?
ツールアイコンの「図形属性表示・変更」をクリックしてください。 「図形属性表示」ウインドウが表示されます。 広げたい目的の打抜円をクリックすると、点滅するので「内径」の数値を直径で指定し(指定後に必ずEnterキー)、[変更実行]ボタンをクリックします。
中層電源(またはグランド)に接続したい場合、中層導通層の指定で電源P2(またはグランドP3)に設定したランドをおいて結線する方法で接続できますか?
出来ますが、ネット入力の「信号種別」にて内層に落とすか否かを設定します。
ネット入力の「信号種別」を内層電源1、内層グランド1、(一部表層グランド)など設定しますとリード部品の場合、指定端子のグランド面または電源面がクリアーランドからサーマルランドに変更されます。
面実装部品端子の場合は結線入力で、部品端子からパターンを引き出し、引き出したパターンの先端を再度(同一座標)クリックすると、内層面に接続されたビアが発生し、その入力処理も終了します。
内層電源層、内層グランド層はネガ面になりますので、その面で、パターンは引けません。直線入力で100層の内層電源1に直線を入力すると、ぞの箇所の銅箔が剥がれて、内層電源の分離線になります。
AC100Vにて10~30Aの電流を流すことを考えています。 パターン幅はどれくらい必要か目安があったら教えてください
通常、基板の銅箔厚35μの場合1Aに対してパターン幅1mmを目安にしています。 この目安はあくまでユーザー様自身の責任で決めて下さい。
DRCをONで面入力した際(例えばGNDベタ面を入力)、他のネットのライン等を自動的に逃げることはできますか?
自動的に逃げる機能は有りません。
輪郭線入力時のDコードはD33と決まっているのでしょうか?
いいえ決まっていません。
極端に小さくするとコーナーはシャープになりますが ガーバーデータの量が過大になる為0.1mm以上をご利用下さい。
内層にベタパターンを設定する必要がありますか?
内層グランド、内層電源はネガ面になりますので、データが無いと全面銅箔になりますので、必要ありません。
外形枠に銅箔があるとまずいので、4層データを内層面に層間コピーして線幅を2mmに変更して下さい。(外形枠から内側に1mm銅箔をはがす為)
ベタ面の打ち抜いた箇所を、元に戻す(打ち抜きをしない)方法を教えて下さい
ベタ面の打ち抜いた直後でしたら、画面右上のツールアイコン[アンドゥー]ボタンをクリックします。
アンドゥーがきかない状態でしたら、現在選択層を目的のベタの層にして、画面上のツールアイコン「打抜円入力」のアイコンをマウスの右クリックしますと
「打抜削除」になります。
目的の打ち抜きデータをクリックしマウスの右クリックで削除の実行になります。
回路図を一部修正・変更した箇所だけパターンを変更する方法は?
修正したネットリストを「ネット情報の入力」-「ネット入出力」-「他社ネット入力」で取り込み、入れ替えます。
「結線入力」をクリックし結線メニューに入ります。
右側のツールアイコンから「復」のアイコン(ネット復旧)をクリックし「全ネット表示」でネットを表示して結線を変更して下さい。
結線処理の「結線入力」中は既存のパターンを右クリックで削除出来ます。左クリックで中間点修正になります。
配線作業中、配線すべき端子間は黄色の線で結ばれていますが消すことはできますか?
画面右側のツールアイコンの[全ネット表示]ボタンをクリックでネットの表示・非表示の切替が出来ます。
ベタパターンを作るとき、打ち抜き円などの閉図形同士の重なりの部分は、打ち抜きが解除されますが、閉図形を組み合わせて使うことはできないということですか?
はい、打ち抜き同士の重なりの部分は打ち抜きが解除されます。ベタの部分は重なっていても問題ありません。
打抜き円の外側が解除されてしまい、半月状のパターンが出てしまうのですが、これを消す方法は?
打ち抜きデータが輪郭データの外に飛び出す事はできませんので、輪郭演算で作成します。
現在選択層を対象データ層に設定後に、[削除]にて対象図形を”輪郭”のみチェックをオンにして打ち抜き円データをピック選択にて選択し削除ます。
次に、輪郭円入力で削除したい箇所に輪郭円を入力します。(重なった箇所が後の処理で削除されます)
画面右のツールアイコン「打抜線入力」を右クリックしますと「輪郭・打抜演算」になります。まず輪郭をクリックして、次に輪郭円をクリックしてください。「実行」ボタンをクリックしますと重なった部分が削除されます。
打ち抜き同士を重ならないように描いた場合でも境界線は残ってしまいます
どちらかの打ち抜きを削除し、残した打ち抜きを「輪郭修正」で打ち抜きデータを修正して下さい。
場所によっては、打ち抜きではなく輪郭線を変更し、えぐるような形でベタ部分を作成、修正してください。
2層基板で、部品面に配置したパッドから別のパッドに配線する時に、一度半田面に経路を変えて接続したい
配線時マウスボタン左・右を使い分けて部品面・半田面へ結線を入力します。
デフォルトで左クリックで配線すると部品面パーターン、右クリックで配線すると半田面パーターンの入力になります。
再度左クリックで部品面パーターンを配線し、他の部品パッドと接続します。
途中で部品面から半田面など各層へ変わった場合、その個所に「配線モニタ」で設定しているビアコード(スタックテーブル)のビアが自動発生します。
基板上の配線はネットデータが入力されていないと配線できないように思われますが、どのような設定をすればいいですか
「結線入力」メニューに入りますと「結線入力」になり、ネットが無い端子は配線できません。
ネットが場合は「結線入力」メニューに入ったらすぐに「手配線」アイコンをクリックします。DRCをオフしないと最初の端子の接続と、最後の端子への接続は出来ません。
ベタGNDを作成して、電源ランドを避けるためにベタ境界を含んだところにランド周りを打抜きしました。その後逆ネット抽出で見ると電源とGNDがショートしていました。ベタ内部に完全に含まれる打抜きエリアではそのようなことはないので、ベタ境界をまたぐ打抜きエリアは作成できませんか。
はい、ベター境界をまたぐ打抜きエリアは出来ません。 打抜きではなく、ランドを避けて輪郭を作って下さい。輪郭の修正は、ツールメニューの「輪郭線入力」アイコンを右クリックで「輪郭修正」になります。
または、輪郭同士が重なった箇所を削除する「輪郭演算」で行います。
内層に信号線のパターンを挿入したいのですがどうすればよいのですか?
内層のDRC処理を行いたいのですが、エラー層はどこに設定するのですか?
画面右上のツールアイコン「物理層テーブルの設定」で目的の内層面を内層信号xに設定変更します。仮に4層基板で内層面の2面とも信号パターン層にした場合結線入力に入ると”断面層”ウィンドが表示されますので、P1からP4にカーソルを移動すると[
P1 80],[ P2 82],[ P3 83],[ P4 81]と表示されます。[ P2
82]の上でマウスを右クリックしますと配線や修正中にマウスを右クリックしますとP2へ82層の内層信号1のパターンが入力されます。
内層信号エラー層は、内層信号1用が122、内層信号2用が123層のエラー層を設定して下さい。
122
DRCエラー層 内層信号1
123 DRCエラー層 内層信号2
THピン同志のパターン接続を部品面、半田面の両方で行いたいのですが、結線入力では既に片面で接続されていると別面に追加が出来ないようですが、どのように対応すればよいですか?
結線処理の中で「手配線入力」のメニューで結線して下さい。ビア上への最初と最後の入力はDRCをオフにしなければ、入力出来ません。
自動配線がないのでネットリストはあまり意味がないと考えているのですが・・・、ネットリストを使わないとこのように、色々とソフトの使用に支障がでるのでしょうか?
支障は有りませんが、ネット情報が無いと「手配線」での入力になり、部品端子へ最初と最後への接続はDRCをオフにしないと接続できません。
ネット情報は自動配線と為だけではなく、配線時に端子へ自動吸収されたり、DRCを有効に出来たり、配線完了後に、逆ネットを取り照合が出来、ご配線の確認も可能となり非常に便利です。
80層でベタグランドを作成して、打ち抜きを行ないたいのですが、打ち抜き線や打ち抜き円を重ねて使用すると、重なった所が塗りつぶされてしまいます。重なった所も打ち抜かれるような方法があれば教えていただきたいと思います。
方法はありません。打抜き円や打抜き線同士は重ならない様に注意して入力して下さい。
後は、輪郭同士で合成や削除を行う[輪郭演算]でおこないます。
結線入力で円・円弧入力ができるとのことですが,方法がわかりません。操作手順を教えて頂けないでしょうか?
「結線入力」では円・円弧入力は出来ません。結線入力後に、結線のメニューの中でデータの何も無い場所で右クリックし結線メニューを表示し「結線編集」-「結線R付け」で行って下さい。
オートルーターのようなソフトはあるのでしょうか? もし有償であるとしたら、価格はいくらぐらいでしょうか?
配線用のオートルーター機能はVer4.3より標準機能としてリリースしています。
配線の削除方法にノードtoノードではなく、一辺/線分単位の削除はあるのでしょうか?
「結線入力」で入力した配線データは入力単位で削除されます。
部分的な削除を行うには事前に「結線入力」入り、データの何もない部分を右クリックするとメニューが表示されますのでメニューの「結線編集」-「結線カット」を行った後に削除して下さい。
配線を2本以上まとめてコピーをして貼り付ける事は出来るのでしょうか?
編集処理の「選択」でコピーするデータ(図形タイプは結線だけにします)を複数選択します。
コピーのタブをクリックして移動の基準をクリック→コピー先をクリックしてコピー出来ます。
また、編集処理の「繰返コピー」で個数、ピッチを指定してのコピーでも出来ます。
配線のレイヤー移動(L1→Ln,Ln→L1)は出来るのでしょうか?
「結線入力」に入りデータの何もない部分を右クリックするとメニューが表示されますのでメニューの「結線編集」-「層移動」で行って下さい。
ただし、層間の入れ替えが無い為に層の入れ替えを行う場合は、片方の層を48層などに移動してから行います。
部品面のGNDベタ面と各パーツのGND信号の接続方法がわからず、強制的にパターンを上から引いて接続しています。
ベタ面と信号の接続は「結線入力」では「手配線入力」で引いて接続して下さい。(自動的にDRCはオフになります。
コンピュータ画面から見た時の基板面は部品面ですか? パターン面で入力してしまいましたが、部品面側に変える事が出来ますか?
もし出来るならば、方法を教えて下さい。
デフォルトでは部品面透視となります。また、片面、2層基板では「表示」の「半田面視表示」にて半田面視表示に変更出来ます。
結線データの層の移動は「結線入力」に入りデータの何もない部分を右クリックするとメニューが表示されますのでメニューの「結線編集」-「層移動」で行って下さい。
4層基板に部品を配置して電源ピンとGNDピンを内層に接続するようにしたいのですが
図形属性変更でパーツ内のランドを設定してもP2、P3を変化させることが出来ません。
部品のピンを内層に接続するにはどうすればいいのでしょうか?
ネット情報入力にて電源・グランドの信号種別をネットを内層電源1、内層グランド1に設定しますとその端子は内層サーマル接続されます。信号名単位で変更されますので、同一信号内で一部の端子は内層サーマル接続させたく無い場合は、[単独種別変更]にて表層電源、表層グランドに変更します。
ネットが無い場合は「図形属性表示・変更」にて”□部品内図形表示”にチェックを入れ、部品端子をクリックしてグランド面か電源面をクリックしてクリアーランドからサーマルランドに内層状態を変更出来ます。出来ない場合は最新バージョンにバージョンアップして下さい。
結線R付けはどのようにするのでしょうか?
右のツールバーにある「結線入力」をクリックし、データが何もない箇所で右クリックし、メニューにある「結線編集」の「結線R付け」を選択してください。
結線R付けウィンドウが立ち上がりますので、半径を入力し、Rを付ける結線を選択します。
ベタパターンでGNDを作成したいのですが、部品のランド、パターン等から自動でクリアランスを取って作成してくれる機能はあるでしょうか。
メニューの「入力」の「自動ベタ面発生」でベタ面を発生しますが、その前に、処理領域を指定する輪郭(ベタ)データが必要になります。
現在選択層を8層にして「輪郭線入力」または「輪郭矩形入力」で基板全体を囲みます。(発生させたい領域を入力)
CADLUS One 部品ライブラリ・部品作成
部品ライブラリは、どこからダウンロードできますか?
約7,000点あまりの部品ライブラリは、ログイン後トップページにてダウンロード可能です。 ログインには、無料ユーザー登録が必要となります。http://www.cadlus.com/
ピン端子数で部品ライブラリを検索する方法は?
部品ユーティリティ中の部品コピー一覧表示でタイトルの端子数をクリックすると昇順、降順とソートされますので端子数の項目を参照してください。
部品マスターは、プリント基板ごとに部品の登録が必要ですか?
基板設計案件ごとに必要な部品を読み込む必要がありますが、部品マスターから読み込む部品はありません。
部品マスターは穴図記号部品しかなく、そこに登録も出来ますが、なるべく使用しないで下さい。自社の部品マスターは基板データとして作成構築して下さい。
部品ライブラリから部品の探し方は?
部品の名前はコンデンサーの場合は先頭が”C”、抵抗の場合は先頭が”R”、ダイオードの場合は先頭が”D”となっており次に続く数字がピッチ、丸い形状の場合は外形寸法となっています。
全メーカーの部品を用意しているわけではありませんので、近い部品をコピーしてピッチやサイズなどを確認し変更して使用して下さい。変更した場合は部品保存時に登録名称を変更して運用管理して下さい。
ICのランドの変更をして部品を編集するには?
ICの既存のランド(穴付きランド)のスタックテーブル変更をするには[図形属性表示・変更]で変更するか、
そのスタックテーブルの内容を変更してください。
運用上、なるべく既存のスタックテーブルの内容は変更せずに、スタックテーブルを変更します。既存のスタックテーブルに目的のサイズが無い場合は、スタックテーブルを追加して、そのスタックテーブルに変更してください。
既存の部品を呼び出してパッドの大きさを変更可能できますか?
はい、可能です。以下に1例を上げます。
1.メニュー「編集」-「図形属性表示/変更」を選択します。
2.対象の部品面パッドなどをクリックします。
3.パッドの縦、横の数値の入っている箇所をクリックし数値を変更します。
4.変更実行をクリックします
新規部品作成時に、パッド入力にした時に、設計ガイドではDコードが「------」となっていますが、どのようすればできますか
Dコードが「------」と表示されるのはキー入力からの数値指定が有効となった事を意味しています。
横幅と縦高に値を入れた後に(横幅1.0、縦高2.0など)ENTERキーを押すと、Dコードが「------」と表示されます。縦高に値を入れただけでは変更されません。縦高に値を入れた後でENTERキーを押します。
部品のランドやパッドを変更した場合、レジストは自動的に変更されますか?
自動的に変更されませんので、別途レジストデータを作成しなおすか変更する必要があります。
新規で作成した、ランドやパッドのレジストは自動的に自動生成されますか?
マニュアルで作成する場合は自動生成されませんので、別途レジストデータを作成してください。
部品参照名の変更方法は?
メニュー「編集」-「部品編集」-「部品参照名付加」で部品参照名を指定し、目的の部品をクリックします。
または、メニュー「編集」-「図形属性表示/変更」で目的の部品をクリックし部品参照名を変更し、[変更実行]をクリックします。
部品参照名を変更したら、自動的にネットリストも変更されますか ?
はい、自動的に変更されます。
部品ライブラリのIC「74LCX157FT」を変更して、「HCPL-901J」(アジレントテクノロジ製)にしたいのですが
メニュー「ファイル」-「使用部品の登録・編集処理へ」をクリックし「部品処理」-「部品の読み込み」で「74LCX157FT」を呼び出し変更します。
変更後「部品処理」-「部品の保存」で部品登録名を「HCPL-901J」などにして保存してください。
部品ライブラリの「1608C」を使って、穴付きのリード部品から半田面部品を作成する方法は?
穴付きのリード部品でも面実装部品でも半田面部品の作成方法は同じです。 使用部品登録編集にて「1608C」を読み込み「部品補助機能」-「半田面部品自動生成」を行ってください。
部品ライブラリ変更方法は?
目的の部品ライブラリーの基板を開き、メニュー「ファイル」-「使用部品登録・更新処理へ」を選択し、メニュー「部品処理」-「部品の読込」より該当部品を選択し、変更後に保存して変更されます。
パッドを斜めに傾けて配置できますか?
パッドを単独では斜めには配置出来ませんので、部品に登録し、その部品を斜めに配置します。
配置済み部品の内層でサーマルランドにしたリード穴ホールの内層をクリアにする方法は?
ネット処理で行います。「入力」-「ネット情報の入力」にて信号種別でしていします。
一般信号、表層電源、表層グランドに指定した部品端子は、内層がクリアになり、内層電源Xか内層グランドXに指定した部品端子の内層はサーマルになります。
部品マスターと基板データの部品の違いは?
部品マスターはCADLUS上で1つ(1ファイル)しか存在できません。そして初期値として、穴図の記号部品が登録されています。
基板データの部品は基板データに存在しますので、基板登録数の制限がありません。よって自社の部品マスターを構築する場合は、基板データで作成して下さい。部品のコピー方法なども簡単に行える利点もあります。
パッドをつくる際の指定層はどこですか ?
新規部品作成はまず部品面の部品を作成しますので、部品パッド作成の会話層は「80:部品面パターン」を選択して作成します。
裏配置用の裏部品は部品面の部品を作成完了後に、「部品補助機能」-「半田面部品自動生成」で作成します。
部品を保存する際に部品の高さを入力できますがどういう意味ですか ?
実装部品の高さを指定しますが基板製造時に反映されません。部品実装機用のマウンターデータに使用されますが、実装会社様ではCADからの高さ情報は捨てられます。(ミスで機械を破損させる為、自社の高さデータを使用します)よって設定する必要はありませんが、部品ユーティリティでも表示されますので自社内での運用面で使用する場合に設定してください。
部品ライブラリ中1608サイズ部品利用方法は ?
・「ファイル」-「解凍・読み込み」で部品ライブラリの中の”受動部品
”-”R.comp”を選択します。
・「ファイル」-「開く」を選択し設計中の基板ファイルを開きます。
・「ファイル」-「部品ユーティリティ」を選択し、[部品コピー]を選択し”R.CIX”を指定し、「RR0816」を選択し[部品開始]ボタンをクリックします。
部品リストC.CIXのなかの1608Cの部品について部品種別・・コンデンサ、データ・・両面 ですが他の種類のものは、ほとんどがA面とかかれてますが両面とA面とではどう違うのですか。
両面と表示されている部品は半田面部品が作成されていますという事を表しています。
A面と表示されている部品半田面部品が登録されておらず、部品面しか無い部品という事を表しています。
A面と表示されている部品を基板上で半田面配置(裏配置)ができません。使用部品の登録更新処理でその部品を呼び出し、「部品補助機能」-「半田面部品自動生成」を行ってから保存しますと、半田面配置が出来る様になります。
H8/3084の部品シルク文字をH8/3048からH8/3067に変更して使用したいのですが
メニュー「ファイル」-「使用部品登録・更新処理」-「部品の読み込み」を選択しH8/3084を読み込みます。 「編集」-「図形属性表示/変更」をにてH8/3048の文字をクリック選択します。 右下に図形属性表示のダイアログボックスが表示されますので「文字」の項目にあるH8/3048を変更後に[変更実行]ボタンをクリックして変更されます。
ライブラリーから集めた部品の大きさやピン数を変える方法は?
メニューの「操作説明」-「目次」-にてマニュアルのⅡ部品編-2編集を参照して下さい。
部品データをダウンロードし、ファイルメニュー内の「基板データの解凍、読み込み」にて読み込み後、プロジェクトに反映する方法は?
目的プロジェクトの基板を開き、メニューの「ファイル」-「部品ユーティリティ」で[部品コピー]で他基板の部品をコピーを行うと、それらの部品を基板上に配置出来る様になります。
部品シンボルにないデータの登録方法は。
メニュー「ファイル」-「使用部品登録・更新処理」で「新規作成」にて作成し、登録名を指定して登録します。
「80:部品面パタン」から「40:部品面シルク」にコピーしたいのですが、設計ガイドの「共通レジスト層の入力」のですと選択できるのは「4:外形加工情報」だけで目的層が選択できませんが、どうすればよいですか?
コピー先である40:部品面シルク層の表示が不可視になっている為です。予めコピー先の層の表示を可視にしておき、コピー元の層を現在選択層にしてから、コピー作業を行って下さい。
Ver4.5以降ではコピー先の層表示が不可視になっていても、選択出来ます。
部品でコンデンサ”EMVK500ADA2R2MD55G”を見るとカスタム層20~26を使用しているのですが、これは何なのか教えて下さい。
また、CAD原点が部品中心になっているのですが、これは標準的なマウンタの仕様によるものなのですか?
各層は下記のように使用しています。
20層 → 部品の外形
21層 → 部品の高さ
23層 → 部品の極性マーク
24層 →
部品のパッケージコードや名称
26層 →
不要なデータ
はい。面実装部品のマウント基準点は部品中心が原則で、このコンデンサも、マウント基準点は部品中心であるのが標準的な実装機の仕様です。リード部品の場合は1番ピンになります。
QFP部品の作成で、レジストを個々のパッドに対応させるのではなく、一列全体を抜きたいのですが、どんようにすればよいですか?
「輪郭矩形入力」にて1列のパッドをおおいます。または、「輪郭線入力」にて作成します。
その輪郭のDコードは0.1mmなど細い丸のDコードをお勧めします。角のDコードにしますと、後に他基板でこの部品がコピーされ、非90度配置された場合サイズが大きくなってしまいます。
QFPの4辺に長方形パッドを配置すると重なりあう部分が出ますが、基板製作上は問題ないですか?
問題ございません。重なりあう部分で問題になるのは輪郭の中の打ち抜きデータ同士です。
部品登録にてパッドデータを作成しようとしましたが、パッド入力小窓の中の「横幅と縦高の入力」が無視されDコードが優先される為、非常に小さなパッドしか出来上がりません
縦高に値を入れた後にENTERキーを必ず押します。ENTERキーを押すとDコードが「------」と表示され、Dコード指定ではなく寸法指定が有効になった事になります。 よって横幅の入力後にENTERキー(縦高に移動されます)縦高の入力後にENTERキーと入力して下さい。
自分で作成した部品ライブラリデータのメタルマスクデータの設定方法は?
■部品面メタルマスクデータ作成方法
「ファイル」-「使用部品の登録・更新処理へ」-「部品処理」-「部品の読込み」を選択し既存部品を選びます。
現在選択層を「80層」部品面パターンにし、「コピー」で”層間コピー”をオンにしてコピー先の層を44層の部品面メタルマスク層選択し実行します。通常パッドと同径ですが違う場合は、現在選択層を44層の部品面メタルマスク層にしてから、「パッド入力」で作成します。
配布されている標準IC部品の HD64F3687FPJ ですがメーカーでは、2サイズ有りますがどちらのサイズのものでしょうか?
メーカーのパッケージコードは、どれになるのでしょうか?
また、部品のサイズ確認を行うにはどうすればよいでしょうか?
メニュー「ファイル」-「使用部品の登録・更新処理へ」にて「部品処理」-「部品の読込」で部品を読み込んで、「図形属性表示・変更」、及び「距離測定」などでサイズ、ピッチなどを確認して下さい。
新規設計の際、部品コピーをしようとすると、次のメッセージが出て、コピーが行えません。
解決方法を教えてください。
「部品コピーで、追加Dコードが発生しましたので処理を中断します。コピー条件の再設定を行ってください!」
さらに、下記のエラーメッセージが出ます。
Dコード995が無いのではなくコピー元のDコード995の丸の0.001mmが受けての処理基板に登録されていない為に、確認を求めています。
「コピー条件設定」ボタンをクリックし「Dコード」「995」の隣に未登録Dコードを入力し「条件設定OK」ボタンをクリックしてください。
PKG作成の際に部品を部品ユーティリティで1個ずつ選ぶのではなくPKG用のCIXを作成して部品ユーティリティで全部品コピーしたいのですが、CIXを直接作成する方法はあるのでしょうか。
有りません。あくまで基板データ内の部品データ(ファイル)です。
よってまとめたい部品ライブラリ毎にPKG用など基板を作成し、各基板へコピーや作成を行い複数の基板で部品をライブラリー化して下さい。
ランド入力だけでは端子を構成しないのでしょうか?
パッド入力は表面実装の部品の端子(穴無しランド)でランド入力はリード部品の端子(穴付きランド)で使います。
部品ユーティリティにて部品をコピーしようと、部品ライブラリーを指定すると、「バージョンが違います」と表示されてしまいます。
読み込んでいる部品ライブラリーが旧バージョンの為表示されます。部品ライブラリを再度ダウンロードして、「基板の解凍読み込み」で再度基板化するか、[ファイル]-[開く]にて部品ライブラリーを再選択して下さい。選択した時点で部品ライブラリーの基板は新バージョンに変換されます。
または、アップしている部品ライブラリー基板は最新バージョンですので、お使いのCADLUS
Oneが旧バージョンで古い場合はCADLUS Oneバージョンアップするしかありません。
CADLUS One 部品配置
部品を移動時にパターンがついてくるようにするには ?
アイコン「部品編集」 か、メニュー「編集」-「部品編集」をクリックし 「部品編集」タブの中の「結線追従」のチェックボタンをオンにしてください。
「部品配置」で部品参照名を入れないで、部品配置をした後で部品参照名を個々の部品に入れる方法は ?
メニューの「編集」-「部品編集」-「参照名付加」で行います。または「図形属性表示・変更」で変更してください。
「部品参照名」は部品の外側に移動できますか?
データではなくCAD上での表示情報で移動できません。s
ネット情報編集画面にある部品配置番号と部品ライブラリの適合方法は?
・ネットリストでIC1の5番ピンがあり、その部品を基板上に配置する場合、あらかじめIC1に対する部品を使用部品の登録・更新処理にて作成しておきます。登録部品名を仮にDIP14として、端子番号を1番から14番までのランドを作成しておきます。
・
「入力」-「部品配置」をクリックします。部品名の入力欄をクリックしてDIP14をクリック選択します。
・部品参照名の入力欄をクリックしてIC1とキー入力か選択します。
・回転ボタンで配置角度を決めて基板上に配置します。
ポイントは部品作成時に、端子番号を回路図側(ネットデータ)が数字なら数字で作成し、Kなど文字の場合はその文字と合わせる必要があります。次に部品配置時に部品参照名の指定を回路図側(ネットデータ)に合わせます。(大文字、小文字も合わせます)
部品を裏面に配置する方法は ?
部品を登録する時又は更新時に「部品補助機能」-「半田面部品自動生成」を行って、半田面部品を作成しないとその部品を基板上で裏配置できません。([表裏切り替]ボタンが押せません)
部品配置時に[表裏切り替]ボタンをクリックして半田面と部品面を切り替えます。
パッド配置の変更方法は?
「図形属性表示・変更」にて目的の配置部品をクリックし、配置角度を入力した後に「ENTER」キーを押してください。[変更実行]ボタンが押せる状態に変わりますのでクリックして変更できます。
74LCX541Fを並べて、半田面に配置する方法は ?
半田面に部品を配置するには、その部品が半田面部品が作成されていなければなりません。(部品を基板上に配置する時に[表裏切替]ボタンをクリック出来ません)登録する時又は更新時に「部品補助機能」-「半田面部品自動生成」を行っておきます。
部品を基板上に配置する時に部品を選択し、参照名を指定後に[表裏切替]ボタンをクリックし目的面に部品を配置します。
コネクタなど位置指定部品の配置位置を"座標"で指示する方法は ?
画面右上の[座標値]の枠内をクリックして下さい。座標入力ウィンドウが表示されX、Y座標を数値入力します。
X座標を数値入力後に[Enter]キーを押すとY座標入力枠へ移動しますので、そのままY座標を数値入力し[Enter]キーを押しますと数値指定の部品配置が完了します。(Y座標を数値入力し[Enter]キーで実行)
その時に指定仮原点からの座標値になります。メニューの「操作説明」の「目次」でⅠ
準備編 8-4 座標値の入力方法を参照して下さい。
間違えて2m先に配置してしまった部品を削除したいのですが、通常の操作ではできません。 どうすればよいですか?
方法はいくつかありますが、その配置部品の部品参照名が分かっている場合は、メニュー「編集」-「部品編集」-「配置部品検索&移動」で、部品参照名を指定し、部品を呼び出し、適当な位置に配置してから削除してください。
「配置部品検索&移動」は移動部品がどこにあっても、呼び出せます。
配置部品の部品参照名が分からない場合は、画面をかなり縮小しメニュー「設定」-「現在画面位置をHOME位置に設定」をクリックします。移動や削除が可能になります。作業後に画面表示をほどほどの表示に拡大し、再度HOME位置を変更します。
配置の位置関係はそのままで全体的に右側に移動したいという場合、まとめて一斉に移動は出来るのでしょうか。
いきなり「移動」メニューではなく編集処理の「選択」で移動するデータを領域選択(図形タイプや全層選択など確認後)にて全データを選択後に、[移動]のタブをクリックして、移動の基準の座標入力で、画面上の”座標値”の枠内をクリックしX,Y共0[Enter]と入力します。移動先も数値指定の場合は”座標値”の枠内をクリックしX,Y座標を指定して[Enter]と入力します。Y座標を指定して[Enter]で移動の実行となります。指定距離だけ移動する場合は”絶対座標”を相対座標”に変更してから座標入力を行います。
パターン設計中の作業画面に、パーツNo(部品参照名)を表示させる方法を教えて下さい。
画面右上のツールバーの「表」ボタンが表部品参照名、「裏」ボタンが 裏部品参照名の表示/非表示ボタンです。
CADLUS サーキット 部品ライブラリ・部品作成
部品の電源・GNDピンを非表示ピンとして入力する方法を教えてください
部品作成でピン登録時に「番号の非表示」の項目にチェックを入れて登録します。
電源・GNDピンに既定のネット名を割り当てる方法と部品ライブラリ中で定義されている既定のネット名を回路図の入力中に部品ライブラリに変更を加えずに部品ごと変更する方法を教えてください
変更する部品をメニュー「ツール」-「選択」で選択しメニュー「編集」-「図形属性変更」で部品名を変更します。
部品配置のアイコンをクリックするとエラーメッセージが出ます
インストール時に「インストールフォルダ」にセットされる「ライブラリ(LIB)」は、削除するとプログラムエラーが起こりますので削除しないでお使いください。
CADLUSサーキットにて回路を描いておりますが、パターンで作成したパーツはどうやって登録するのかお教えください。
新規に部品を作成しパターンを作成します。パターンは「パターンの編集」画面の×をクリックすると各ライブラリごとに保存されます。
パターン設計途中で、回路変更があり部品(コンデンサ)を1個追加し、ネットリストにおとし、CADLUS Oneに読み込みましたが「ネット入力情報」で無効データ表示になります。結線入力も出来ません。
無効データ表示とは、まだ配置の終わっていない部品の端子(存在しない部品端子)のネットデータです。
実際には配置している場合は、部品参照名が違っているか、大文字、小文字で違っているか、端子番号か端子名の違いかです。
ネット処理から抜けると「無効データを削除しますか?」と確認ダイアログが表示されますが、「はい」を選択すると削除されてしまうので削除したくない場合は「いいえ」を選択して下さい。
CADLUS サーキット 部品配置
現在CADLUS サーキットを使用して図面を作製しているのですが部品の"参照名" 、"値または部品名"のフォントの変更方法がありましたら教えてください。
部品の「参照名」「値または部品名」のフォントの変更は出来ません。
CADLUS サーキット ネット
CADLUS サーキットから出力したネットリスト(バイナリー形式)を確認する方法は?
CADLUS Oneを起動しメニュー「入力」-「ネット情報の入力」で「ネット入出力」-「他基板ネット入力」にてCADLUS
サーキットからのファイルを指定して下さい。
確認のみの場合は「ネット情報の入力」を終了する時に”更新しますか”では「いいえ」をクリックします。
CADLUS サーキットから出力するネット情報は、テキスト形式は選択できますか。
テキスト形式では出力できません。今後、検討いたします。
CADLUS サーキット その他
設計基準書によりますと,「設計1案件に1回路図」とのことですが, 部品数が多いため,A3用紙に入りきりません。
CADLUSサーキットでA3より大きな用紙を使用することはできますか?
また、複数のネットを1つのネットに統合することはできますか?
A3サイズでページを追加して複数ページで行って下さい。
1つの回路図で最大30ページまで追加出来ます。
ページ追加の操作についてはメニュー「マニュアル」-「CADLUS
サーキットマニュアル」を選択して表示されます。
CADLUS サーキットで作成した回路図やネットリストはCADLUS サーキットを持っていない基板メーカーに提出した場合は、そのメーカーではそれらのファイルを見ることはできないのでしょうか?
回路図はCADLUS サーキットがないと、読み込むことはできません。ネットリストは他CADなどで読み込むことはできませんが、見る事は出来ます。
ORCADやプロテル等の市販のCADソフトで作成した回路図をCADLUS サーキットで読み込めますか?
CADLUS サーキットではできませんが、ORCADやプロテル等の市販のCADから出力したネットデータはCADLUS Oneで読み込む事が出来ます。