プリント基板伝送線路解析シミュレータ CADLUS Sim 製品情報
CADLUS SimはCADLUS One シリーズと組み合わせて使用することで、パターン設計中に部品端子をクリックしてシミュレーションが簡単操作で行えます!!
パターン設計とシミュレーションをシームレスでスムーズな環境を提供します。
配線前、配線中を問わず簡単操作にて伝送線路のシミュレーションを行うことが出来るプリント基板伝送線路解析シミュレータです。
システム概要
- 3GHz対応で低価格、簡単操作にてパターン配線中に端子をクリックして解析可能
- 日本製で全て日本語対応(日本語メニュー、日本語ヘルプ)、選任スタッフによるサポート
- トポロジーエディターにより、部品配置、配線前さらに配線中のプリシミュレーションも可能
- 各シミレーション(IBIS、オリジナル、オープン)モデルでのシミレーションが可能
- 差動インピーダンスの最適化を含めた作動信号のシミュレーションが可能
- EYEパターン表示
- 表皮効果の伝送線路の損失効果とビアを正確にモデリング
- マイクロストリップライン、ストリップラインを詳細に解析
- シミュレーションの結果報告書を1クリックで作成
- シリーズLCR , プルアップ,プルダウンCRを含めたシミュレーションが可能
- ネットデータ中の部品表を入力で更に快適なシミュレーションが可能
- プリント基板設計CADからのデザインファイルの読み込みシミュレーションが可能
製品ポイント1 CADLUS SimとCADLUS Oneとの連携
CADLUS Simは基板設計ツールCADのCADLUS Oneと組み合わせて使用する可能で、パターン配線前、配線中を問わず 簡単操作にて即座に伝送線路のシミュレーションを行うことが出来るプリント基板伝送線路解析シミュレータです。 CADでのパターン設計を終了・中断する必要が無い伝送線路解析シミュレータは業界初であり、設計者の作業効率向上に 役立ちます。
CADLUS Oneで作成されたプリント基板データを用いて、CADLUS OneからICのピンを指示することによって、その配線が伝送線路として扱える場合にその配線に接続されたICの入力Pinで波形を表示することができます。
これにより、以下のシミュレーションを行うことが可能です。
- 配線の伝送線路インピーダンス
- 配線での信号遅延
- ダンピング抵抗値による影響
- 差動インピーダンスの最適化を含めた作動信号解析
- 表皮効果の伝送線路の損失効果とビアを正確にモデリング
- マイクロストリップライン、ストリップラインを詳細に解析
CADLUSでパターン設計中に対象部品端子をクリックすることでシミュレーションがおこなえます。
※シミュレーション情報はCADLUS Oneの基板データと共に保存され、再設定は不要です。
CADLUS One以外のCADでもで利用可能(オプション)
- デザインファイル入力
- PWS(図研社製)アスキーデータ入力
製品ポイント2 シミュレーションモデル
CADLUS SimはIBIS(I/O buffer information specification)モデルとオリジナルモデル及び特殊な モデルとしてオープンが有り、状況により最善の解析が行えるよう選択する事が出来できます。IBISモデルを使えば、システムベースで高速なシミュレーションが行えます。
定数設定の場合は抵抗,コンデンサー,コイルの定数及び外形コードの選択をします。
シミュレーション設定画面にて各信号にモデルの設定が行えます。
また、グラフで表示した際に見やすいように各信号に色も選択する事ができます。
状況により最善の解析が行えます。
- IBISモデル
- オリジナルモデル
- 特殊モデル オープン(プローブ)
Golden Inputデータを公開
IBIS Quality Framework でのシミュレーション結果を国産では唯一公開しております。(2011/5 現在)
CADLUS Simデモ
CDALUS One(キャドラス ワン)と1体化された伝送線路解析シミュレーションCADLUS Sim(キャドラス シム)のご紹介をいたします。デモの内容は、ザイリンクス社製FPGA Virtex5(バーテックス ファイブ) とDDR2 のデーターラインに着目し分岐等長配線に付いて検証いたします。
- ボードレベル解析
- トポロジーエディタによる疑似シミュレーションモデル
- 等長配線の修正
- 最終シミュレーションモデル
- 1クリック簡単報告書作成
スタートボタンを押したらデモが開始します。
製品ポイント3 波形表示
波形解析を行った結果を表示します。
解析結果を元にパターンディレー、オーバーシュート、グリッジ等の結果を表示します。 多機能グラフ表示によりさまざまな波形の検証が容易に行え、前回,前々回の波形解析結果と比較ができます。
【オシロスコープイメージの表示形式】
製品ポイント4 トポロジーエディタにて部品配置、パターン設計前でも疑似シミュレーションが可能
疑似シミュレーションが行えます。
CADLUS Simはパターンデータをトポロジーに自動生成し、疑似配線モデルを作成してシミュレーションを行うことが可能です。
また、疑似的にパターン、ビア、プルアップ、プルダウン抵抗、ダンピング抵抗や入力端子も追加・削除することもでき、パターン検討用にトポロジーのみで回路を生成しシミュレーションすることも可能です。
結果をパターンに反映させて効率のいいパターン設計を行うことができます。
製品ポイント5 経路解析
波形解析を行う経路イメージと基板のパターンデータを表示します。
イメージ図の色は、パターンは赤,スルーホールは緑,出力ピンは赤枠に水色,入力ピンは赤枠に白,抵抗コンデンサー等の部品は青で表示します。
シングルラインの時は上部のみの表示になり差動では全体表示になります。
製品ポイント6 結果報告書を1クリックで作成
結果報告書を1クリックで作成して表示します。
波形解析経路、条件、結果波形等をまとめたレポートをExcel 形式で作成します。
波形は現在グラフに表示されているものが使用されます。
クライアントに対しての結果報告レポート作成を容易に行うことができます。
製品ポイント7 EYEパターン表示
アイ・パターン解析を行った結果を表示します。
解析結果を元にジッター、開口電圧、開口率の結果を表示します。多機能グラフ表示によりさまざまな波形の検証が容易に行えます。
その他
動作環境
対応OS:Windows 7/Vista/XP/2000(各日本語版 各64ビット版を含む)
CPU:2GHz以上推奨
メモリ:1GB以上推奨
HDD:2GBの空き容量
ディスプレイ:解像度1024×768以上(1280×1024推奨)
その他:USBポート、CD-ROMドライブまたはDVDドライブ、
製品に関するお問い合わせ
株式会社ニソール カスタマーサポート